8月 3 2008
今週の読書

6月に出版された麻野 涼さん『移民の譜 東京・サンパウロ殺人交点』 。
2000年に刊行された「天皇の船」が改題されたものです。
壮大なスケールで描く長編推理小説で、ネタ探しのベースがしっかりしています。一方、小説としては描写、ストーリー性にすこし難がある感じです。
そのタネ明かしをすると、小説家「麻野 涼」さんは、ブラジル・ドミニカ・満州移民をあつかったノンフィクション作家・ルポライター「高橋幸春」さんと同一人物なのです。因みに、先日ブログに書いた「蒼氓の大地」は高橋幸春名で書かかれたノンフィクション。
したがって、小説家がネタのお勉強をしたのではなく、逆に、専門家がその知識を活かしてルポではなく、小説の形式で記述したと考えれば納得がいきます。
ブラジル移民100年のこの機会に一読するのは、歴史と今を知るのに良い一冊だと思います。

宮城まり子さんの「時々の初心」(講談社・1575円)を読んでます。副題に〜ねむの木学園の40年〜とあるように、彼女が肢体不自由児療護施設をつくってから40年、1927年生まれのまり子さんも80歳になられました。本はこれまでに書かれたエッセーに少し手を入れたものを纏めたもので、既に読んだものも含まれてます。彼女らしい易しい文章で、読み返すと、どれも心がうたれます。
9月 6 2008
今週の読書
三省堂の「楷行草 筆順・字体字典」を購入しました。
前にも書きましたが、書道塾に通い始めて気がついたのは、知ってるつもりで長年書き続けてきた文字の筆順が実は全く間違っていたというのが沢山あることです。
文字の筆順には合理性がありそうで、正しい順で書くと、文字が美しくきちんと書けるようになるように感じます。最近は、行書も入ってきたので、筆順マスターが必須となりました。
来週からこの本を持って書道塾へいくぞ! いや、病院か・・・・。
By babehattori • 読書 • 0